東広島市西条の西条駅から南に伸びる大通りがある。
その名は“ブールバール”。
冗談でも何でもなく、ブールバールなのだ。
ブールバールはフランス語の「大通り」。
要はそのまんまだ。
四条通とか御堂筋とか明治通とか浅草通りなどという俗称もなく、ただブールバールと呼ばれている。
行き着く先が広島大学なのだから、せめて「大学通り」とでも呼べばよかったのに。
札幌の「大通り」並みに工夫がない。
今からでも愛称を公募してほしいくらいだ。
そのブールバール界隈を撮影した写真展が、9月28日から始まる。
私の出品作品は3枚組の写真と、単写真1枚。
それぞれがブールバール周辺で撮影したものだ。
自分らしさは出せていると思う。
件のブールバール、正式名称は「広島県道195号西条停車場線」。
西条駅に通じる道だから、この名がついたのだろう。
「停車場線」のほうが、よほど風情があっていい。
広島のライター＆カメラマン
ぶるぼん企画室
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