タブレットメニュー用の撮影

 

今週、飲食店からメニュー撮影の依頼があった。

情報誌で店内やおすすめ料理の写真を撮ることは多いが、

店1軒のメニュー全てを撮影することはあまりない。

 

広報・広告としての料理写真は、インスタグラムに代表されるように

スマホで「その日、その時」のリアルタイム発信に訴求力があると思う。

スマホのカメラの高性能化も進んでいる。

プロが撮影するよりも店主自身がスマホで撮る方が、ターゲットに響くのではなかろうか。

そんなご時世でも撮影の依頼がある。

 

ランチタイムと夜営業の間の時間に、全メニューの撮影を行なった。

オーナー曰く、メニューのタブレット化をするので、写真のクオリティも求めたいとのことだった。

なるほど、タブレットメニューであれば、写真の良し悪しで売上が左右される可能性が高い。

画面に映し出される写真には、きれいで分かりやすいことが求められる。

印象的な写真ではなく、説明力がある写真が必要だろう。

 

均一性のあるカタログ写真だが、「いかにおいしそうに見せるか」も問われる。

「撮るだけ」なら、単なる技術屋にすぎない。

飲む人、食べる人の視点を忘れず、魅力ある写真を撮りたい。

 

 

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。