さっそくコンデジWG-80を使ってみた。
今日はP(プログラムAE)モードで、露出とフォーカスモードを変える程度で撮影。
とにかく軽いのがうれしい。
液晶保護シートを貼って、ストラップを付けた状態で198グラム。
スマホ(Xperia5II)は163グラムだが、ケースに入れると233グラムとなり、WG-80の方が軽くなる。
気軽に持ち出せるし、ポケットの中に入れても存在を主張しない。
手に持って歩いても重さを感じない。スマホを持っている感覚に近い。
あとは画質が気になるのだが・・・
撮影中、背面モニターに映し出される画像では問題なく思えた。
(23万ドットなので、細かな部分は分からなかった)
PCで原寸まで拡大すると、思った以上に画像が粗かった。
刈又池(八本松)で広角(28ミリ相当)で撮影。ISOはいちばん低い125。
原寸になると
水鳥の顔は潰れてしまって分からない。
続いて望遠側。
光学5倍ズーム(望遠端が140ミリ相当)はうれしい機能。
鳥の表情は・・・
見えた。粗いけど目と嘴、顔の中央の白、羽の色のグラデーションもどうにか分かる。
APS-C機のISO125だと、もっと鮮明に撮れるだろう。
スマホでも、これより鮮明に撮れる機種はある。
だが実際には、写真を原寸まで拡大して使うことは滅多にない。
この雑記帳のヘッダー画像も、原寸の半分から3分の1くらいまで縮めている。
実用性の面でいうと、トリミングしない限りは問題ない思う。
用意周到に準備して、機材にこわだって撮るのは仕事だけでいい。
軽快に散歩しながらバシバシと、日常の一コマを撮るならこれでいいと思う。
むしろ「高画質にはならない」と受け入れることで、技術に走らない写真を撮るようにしたい。
一昨日、先生と話しているときに出た言葉が、
「上手い写真は飽きた。どう撮るかではなく、何を撮るかが大切だ」
そう。今は誰でもきれいな写真が撮れるし、上手な人もたくさんいる。
WG-80は「何を撮るか」の「何」を探すとき、ベストパートナーになりそうな気がする。