市内にある高校の野球部が、最寄駅の清掃活動をしているというので、取材した。
練習試合を組むこともままならない少人数の野球部だが、昨夏から学校に近い駅の掃除をしているという。
主将に「清掃活動を始めてから、自分自身で変わったと思えること」を尋ねた。
彼は「掃除のとき以外も、小さなゴミに気づくようになった」と答えた。
行動すれば磨かれる。
掃除をすれば、ゴミや汚れに気が付く。
駅の清掃をしていなければ、おそらくゴミに気がつかないか、ゴミを見ても気にならなかったと思う。
人間は、行動を起こすことでレベルアップするのだ。
そう思ったと同時に、以前どこかで見た「大谷翔平選手が運を良くするためにしていること」の表組みを思い出した。
検索するとたくさんの結果が表示されたが、内容は概ね同じものだった。
以下は拾い画像
これは大谷選手が高校生の時に書いた「目標達成シート」の一部だそうだ。
驚くべきは高校生の彼が、プロとして成功するには、野球の実力と同時に「運」も必要だと考えていたこと。
(「運」の他に「人間性」もあったことにも感服した)
彼は運をつかむために必要な行動として
あいさつ
ゴミ拾い
部屋そうじ
道具を大切に使う
審判さんへの態度
プラス思考
応援される人間になる
本を読む
の8つの目標を掲げていた。
プロ野球選手でなくとも、人として必要な素養だと思うが、なかなか実践できないことでもある。
これができれば、自ずと運が開けてくるともいえる。
10代の大谷選手が、すでにこの境地に達していたのであれば、今の成功はさもありなんと思う。
息子と同年齢だが、見習いたい。
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