取材のアポイントメント、イベントの開始時間、友人との待ち合わせ、電車やバスの時刻。
私たちのビジネスや暮らしは、時間を約束することで成り立つものが多い。
時間通りにものごとが進まないとき、大抵の場合は時間に遅れる人がいるものだ。
遅れた人を待たないものもある。公共交通機関は事故やトラブルがない限り、決められた時間通りに運行する。
仕事を予定通りに進めるためには、時間を守ることが一番有効だと思う。
アポに遅れたら、その時点で失敗している。
時間通りに到着しても遅いくらいだ。
時間通りに到着するということは、何かあったときに遅れる可能性があるということ。
私自身、時間ぴったりに到着しそうになっただけでも相当焦ってしまう。
この時点で仕事においてはマイナスしかない。
「just in time」の行動はリスクだと思っている。
10分前でも心もとない。
できれば15分前には現地に着いて、待機するくらいの余裕がほしい。
しかし慣れとは怖いもので、レギュラーの仕事になると「15分前行動」は「早く着きすぎる」と感じてしまう。
早く着いてなにが悪いのだ。
遅れるよりも遥かにいい。
遅刻は信用を失う。
約束した相手に失礼だ。
「早く来て良かった」ということはあっても、「早く来なければ良かった」ということはない。
「遅れて来て良かった」ということもない。
今日はイベントの取材だったが、参加者の遅刻で開始が遅れた。
一人の遅刻が、大勢の人に迷惑をかける。
私も待ち合わせに遅れることがある。
待っている側の気持ちになって、もう一段早い行動を心がけたい。
広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
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