表示板が十字架っぽいセルフィー

Twitterが好きだ。

2010年7月から利用している。SNSの中では一番長い。

ときどき仕様変更があるようで、それによってタイムラインの見え方も変わる。

最近は、プロモーション以外でもフォローしていない人のツイートが流れてくる。

私の嗜好に合わせてあるのだろうが、こういうお節介はあまり感心しないと思っていた。

 

しかし今日、私のタイムラインに表示されたツイートを読んで、そのお節介に感謝した。

ツイート主は、2足歩行ロボットの研究者だという。

件のツイートのリンク先がQuoraのQ&Aなのだが、その回答がすばらしかった。

回答の主旨は、むだな研究などというものはないということ。

研究者はその研究がどのような形で応用されるかを完全には予測できない。
(思わぬ分野で応用されることもある)

限られた天才だけのものではなく、その他大勢の凡人の研究に支えられている。

大まかに理解すると、こういうことだと思う。

そこで回答者が述べた言葉が秀逸だった。

全ての研究は、過去の無数の研究に必ず由来している。その大部分は確かに大した進歩ではないが、それ等が無数にあることに意味がある。研究とは屍の山に登り、頂の景色を見にいく行為のようなものである。(そして自身も屍となる)

 

研究とは屍の山に登り、頂の景色を見にいく行為のようなものである。(そして自身も屍となる)

 

なんとキレのある、そしてわかりやすい形容だろうか。

いつかこのような表現を使いたい。

忘れないように、ここにメモしておく。

(画像は、しばらく私のテーマになりそうなセルフポートレート)

 

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代表 堀行丈治
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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。