インドの儀式「アールティー」(たぶん)

この投稿は堀行丈治のnoteにも掲載しています。

「売れる」「作法」という見出しに釣られて読んでみた。

ベストセラー翻訳家「売れる翻訳の作法」土方奈美

執筆を生業とする者にとって大切なことが、きれいにまとめられている。
筆者の土方さん曰く、書籍の翻訳で差がつくのは日本語力。
その日本語力を磨くには二つの心得が大切なのだと言う。

近年はWEB媒体の執筆が増えたことで、文字数の縛りがシビアな案件が相対的に減っている。
雑誌や新聞系メディアは、例えば「本文350文字、キャプション合計160文字」などのような
明確な指示があり、過不足の許容範囲も±5文字程度だ。
だが、その縛りがあるからこそ、短い文章の中で最大限の情報量を正しく伝える技量が磨かれる。
取材相手の言葉をそのまま原稿に起こすと字数が収まらない原稿も、
相手の意図を理解していれば別の言葉に置き換えることができる。
筆者が言うように、その人らしさを維持しながら、縮められるところには手を入れている。

私が通っている文章講座や小説塾でも言われることだが、
難しい言葉を分かりやすい言葉に置き換えるという心配りも忘れないでおきたい。
私は小説や随筆を書くときは熟語をできるだけ使わないようにしている。
それは単に響きが固く冷たく感じるからなのだが、往々にして難しい言葉には熟語が多い。
最近はカタカナ言葉もあふれている。
アライアンス、キュレーション、ソーシャル、ローンチ、インキュベーション……挙げるときりがない。
熟語を言い換えるとき「言葉を開く」と言うけれど、
カタカナを日本語に直すことは何と呼べばいいのだろうか。

記事後半には、取材する者として心に刻んでおきたいことが、さらに三つあった。
興味が湧いた人は読んでみてほしい。

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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