一面に咲いたホトケノザ

2週間ぶりに実家に帰った。

出発前に母にLINEを送ったのだが見ておらず、私が帰宅したら驚いていた。

聞けば最近、iPhoneから音が出ないのでメッセージも電話も着信に気がつかないという。

母のスマホを見ると、左側面の音量ON/OFF切り替えの物理スイッチがOFFになっていた。

それに気づかず、何度か設定の方で変更しようとしたがうまくいかなかったらしい。

30キロの米を精米した後、墓参りを兼ねて墓掃除に。

母が先週掃除したそうだが、一昨日と昨日の雨で、たくさん葉が落ちていた。

梅の花が満開だったのて、手折って墓前に供えた。

墓の裏手に小道がある。車一台分の道路で、住民ぐらいしか通らない道だ。

墓のどんぐりの木から落ちた葉が、当たり前だが小道にも落ちる。

その落ち葉も集めて軽トラに載せる。

うちの墓から落ちた葉が、人の迷惑になるからだと母が言う。

冬は落ち葉で軽トラの荷台がいっぱいになるが、春は半分くらいだ。

畑の隣にある分家の墓も掃除した。

墓掃除はいつも気持ちがいい。

明日は彼岸。ご先祖様もきっと喜んでくれているだろう。

実家への道中で咲いていたホトケノザ

 

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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