いきなり「運命の日」と書いたが、大袈裟だったかもしれない。
1月に応募した文芸コンテストの最終選考のお知らせが、この2日間にあるかもしれないという、勝手な思い込みだ。
たった一度の経験上ではあるが、私にお知らせがあったのは4年前の3月21日(春分の日)だった。
以後は最終選考に縁がないのだが、今年は自分なりに手応えのある作品が書けた。
推敲にも時間をかけた。
これで選に漏れたなら仕方ないと思っている。
しかし、仮に最終に残っているとしても、お知らせが21日とは限らない。
もっと後かもしれないし、実はもう終わっているのかもしれない。
今年は1作、他のコンテストで佳作になった。
だがそれではダメなのだ。
どうしても取りたい。
選考員が決めることなので、運を天に任せるしかないが、それでも己を信じて待つ。
今年は「運命の日」が来るだろうか。いや、来る。