裏通りの民家の窓に、干支の土鈴が並んでいた。宮島は表参道以外も楽しい。

クラブの写真展まで2週間を切ったが、自由作品が決まらない。

撮り溜めた写真の中から数点セレクトしてみたが、師匠には全てダメ出しを喰らった。

残された時間で、自分の作品を生み出すしかない。

 

今日の取材先は宮島だった。

宮島へ渡ったのは2年ぶりくらいだろうか。

広島に住んでいると、身近すぎるせいか案外行く機会がない。
(コロナ前はオーバーツーリズムで、行く気にならなかったし)

少し早く行って、写真を撮ることにした。

しかし

仕事用の撮影道具一式抱えて島内を歩くのは結構しんどい。

プライベートではAPSC機1台だけなので機動性が高いが、今日はバッグにカメラ2台、レンズ4本(これでも減らした)、ストロボ1台、三脚。
スタンドと小型のソフトボックスは手持ち。

もうどこかへ動きたいと思わない。

取材先を往復するだけでじゅうぶんだ。

 

仕事のついでに写真を撮ろうと思うことはよくある。

だが概ね満足いく写真が撮れていない。

やはり「必ず撮る」という覚悟を持って撮影に行かないと、作品候補にならない。
(覚悟をもってしても取れる保証がないが)

「ついで」ではダメなのだ。所詮「ついで」にすぎない。

覚悟をもって「わざわざ」やらないと、納得のいく結果にはならない。

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。