ここ数日、咳が出る。いや、数日どころか10日ぐらい続いている。

乾いた咳で熱も喉の痛みもないのだが、このご時世に咳き込むと周囲を不安にさせるので、咳止め薬を買いに行った。

すでに2回買っているのだが、改善の気配がない。

自分の体調次第だろうから、それは仕方ないことだと思っているが、どうしても納得いかないことがある。

ドラッグストアでの接客だ。

薬を常用してはいないので、滅多に行くことはないのだが、今回のように咳が止まらないときや頭痛は頻発するときなどには買い物に行く。

店に入る時に、ある程度の購入イメージを持っている。

価格帯や効能、用法などを吟味して決めるか、あるいは経験則で「効く」と分かっている薬を選ぶか。

そのイメージがぶっ壊れることがある。店頭販売員の接客だ。

特定の銘柄を探しているとき、あるいは箱に書かれた用法を読んでいるときなどに声をかけてくる。

「どういったものをお探しですか」

私も人がいいから無視はしないし、素直に症状や求めているタイプの薬について説明する。

すると彼らは彼らが思うおすすめの薬をプッシュし始める。

もちろん私が買おうと思ったものではない。

「こちの方が成分が多いんですよ」「こっちには○○が入っていますから」

言われてもよくわからないが、プロがう言うのだからと信じて買うのだが、これが見事に効かない。

全く効かない。

今のところドラッグストアで薦められて買った薬は、効いた試しがない。

「もう接客してくれなくていいのに」と思いながら、また声をかけられたら素直に答えてしまうのだろうな……。

でも次は自分の直感と目を信じて買う。

もう惑わされない。たぶん。

(功罪と言いながら、罪しか書いてない)

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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