人を使うのが苦手だ。
人に説明するのも、注意するのも苦手。
人にお世辞を言えないし、気遣いもできない。
誰かに頼みごとをするのも二の足を踏む。
自分でやってしまう方が早いし、うまくいかなくても納得できる。
誰かに頼んでうまくいかないとき、その人のせいにするくらいなら自分がやればいいと思っていた。
だが、自分ひとりというのは限界がある。
年齢とともに、その限界が低くなってくる。
最近になって、いろいろと気づくことが多い。
一人では完結しない仕事も増えてきた。
予定通りに事が運ばない時代だ。今日、それを実感した。
相談できる相手、頼れる相手がいることは幸せなことなのだ。
気遣いはろくにできないけど、頼れるものには頼ってもいいのだと思う。
頼り上手になれば、人づきあいももっとできるようになるかもしれない。
会社のような組織は無理だが、目的に合わせて集合離散を繰り返すプロジェクトのような集団ができるといい。