次の冬までおやすみのワカン

 

今日、久しぶりに晴れた。

ここ一週間くらい、毎日雨が降った(と思う)。

昨日は特に明け方から雷雨で、まさに「春の嵐」。

風が強くて肌寒い一日だった。

今朝は打って変わって青空の朝。

あまりにも気持ちがいいので、外に出た。

弊社調べで、八本松で開花が一番早いのではないかと思われる須久茂池の桜が開いていた。

他の桜はまだつぼみだったが、明日以降はどんどん咲き始めるだろう。

とうとう冬が終わった。

帰宅して、ワカンをしまおうと思ったが、収納場所がいっぱいだ。

とりあえずは山用品のラック上に置いて、保管場所を考えよう。

 

ふと、冬じまいという言葉が頭に浮かんだ。

こんな言葉、あるのだろうか。

明鏡国語辞典には載っていない。

広辞苑にも載っていなかった。

日本語としては新しい部類なのか。

しかも「冬が来て、それまで使っていたものを片付ける。休ませる」という意味と

「春が来て、冬に使っていたものを片付ける」という二つの用法があるようだ。

それぞれ別の表現を考えた方が、誤解がなくていいような・・・。

前者は「冬支度」という言葉で置き換えてもいいが、

山小屋が休みに入るときなどを指すとすれば「冬じまい」か。

うむ。やはり難しいが、こんなことを考えているだけでも楽しい。

 

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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