雨の日も楽しく

 

日本語は柔軟で、多様性(いい意味での多様性)がある言語なので

多くの人は外来語の取り込みに躊躇いがない。

だが、カタカナことばで溢れかえる昨今の日本語事情は

「それ、日本語でよくない?」と言いたくなるものが多い。

昨日の投稿の「ダイバーシティー」や「インクルージョン」もたぶんこれに該当する。

・ダイバーシティー

最初に耳にしたときは、東京・お台場の施設かと思った。

「多様性」のことだと。ならば「多様性」の3文字で片付く。

・インクルージョン

企業内すべての従業員が尊重され、個々が能力を発揮して活躍できている状態を示します。

日本語訳でもいまひとつイメージが湧かないが、「適材適所」か? おお、それでいいじゃん。

他にも気になるのが

・エビデンス

もはや一般用語化した気もするが、個人的には何か鼻につく。「根拠」でいいのでは?

・パーパス

目的やん。カタカナにする意味ある?

・コミット

ライザップで有名になった感。「約束」を無理に言い換えなくても・・・。

・ローンチ

お前「ローンチ」って言いたいだけだろう!

とか

 

挙げればキリがないのだが、そうはいってもだんだん慣れてきて、案外使いやすくなったりするのだろう。

だけどちょっと多すぎる。

せっかく分かりやすい日本語があるのだから、そっちを使いたい。

 

 

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。