春分の日の今日、朝から雪が降っていた。
定期刊行物の制作仕事を終えて、夕方外に出てみると、まだ雪が降っていた。
いつものようにカメラを持って歩いた。
ときどき撮影する公衆電話は、今日もカバーに水滴がたくさん付いていた。
WG-80の「顕微鏡モード」を使ってみたが、モニター液晶で見る限りだと思ったように撮れていない。
透明なアクリル板の水滴だと、背景のほうにピントが合いやすいようだ。
少し角度を変えながら、水滴にピントが合うところで撮影した。
水滴にピントがあっているのだが、番号には合わない。
しかも、顕微鏡モードのときに光る、レンズ周囲の光源が写り込んでいる。
そして、帰宅後に気づいたのだが画像が1920x1080サイズで記録されている。
WG-80は最大サイズが4608x3456だ。
顕微鏡モードはかなり小さくなっていて、比率も変わる。
それでもパキッと撮れたらいいのだが・・・
こういうものは、マニュアルフォーカスで撮った方がいいようだ。
こちらはマニュアルフォーカスから横幅を同寸程度までクロップしたもの。
ほぼ狙い通り。
このままでは顕微鏡モードのいいところなしなので、家で錆びた鍋敷きを撮ってみた。
左は広角側、右は望遠側。
そう、顕微鏡モードは「寄れる」のだ。
望遠のほうは粗くみえて、単に拡大しているだけではないかと思い、同一箇所付近を拡大すると・・・
右(望遠)側のほうが。ディテールがしっかりしている。
なるほど、顕微鏡モードでも光学ズームで寄っているようだ。
反射しづらい被写体なので、レンズ周囲のライトも気にならない。
というか、ライトがなければ真っ暗だろう。
というわけで、顕微鏡モードの実証終了。
使い方が分かったので、いつか役に立つと思う。