今日、取材先で会ったベテランカメラマンとの昼食時に、
彼が私のWG-80に興味を示した。
職業柄、クライアント写真を撮るが、自分の写真はあまり撮らなくなったという。
私も、GR-80を手に入れるまではそうだった。
仕事で1日に1000枚以上撮っても、自分のための写真は滅多に撮らない。
1カ月のうち、自分の写真を撮る日は片手ほどもなかった。
しかしWG-80を購入してから、写真ライフが劇的に変わった。
スマホ+スマホカバーと同等の軽さ。
ポケットに入るサイズ。
28-140の高倍率光学ズームだが、飛び出ないレンズ。
画質の悪さ以外は申し分ないのだ。
彼は、WGシリーズのライバル機のオリンパスTGを持っているが
ハイスペックタイプのため、結構な重さと大きさだそうだ。
WG-80はコンパクトな上に、ホールド感もしっかりしていると評価してくれた。
愛用者としてうれしい。
日常で使うカメラは、軽いのが一番。
写ルンですの90グラムには負けるが、WG-80はコンデジの中では軽量クラス。
GRIIよりも軽い。
細かな設定ができない分、悩まずにサクサク撮れる。
絞りもシャッタースピードも「成り行き任せでいいじゃん」という気楽さ。
まさに写真を楽しむためのカメラだと思う。
10年くらい前までは個性的なコンデジが結構あったが、今はカメラ屋の店頭でもほとんど見ない。
ブームの再来はないだろうけど、撮り続けたい。
スマホにはない何かが、コンデジにはあると思う。