日曜の午後、文学フリマの後で書店に立ち寄った。
立ち読みだけして、結局買わなかったのだが、
やなせたかしの本が面白かった。
もう少し読み進めたら買っていたかもしれない。
曰く、ストーリーよりもキャラクターが大切だと。
キャラクターをしっかり作れば、ストーリーは勝手に進行していくのだという。
以前、小池一夫氏の「キャラクターマン講座」に興味を持った。
そして、受講しようかどうか迷っているうちに小池さんが亡くなった。
もう受講することはできないのだが、『小池一夫のキャラクター創造論』という本があった。
漫画と小説ではキャラクターの作り方に違いがあるのかもしれないが、
魅力的な主人公、思わず共感してしまうライバル役など、やはり登場人物を魅力的に描くことで
作品が面白くなると思う。
ストーリーが大切なのは当然だが、登場人物の設定がうまくいっていると小説は面白い。
人物ありきで作品を書いてみたいと思っている。
『小池一夫のキャラクター創造論』は、Kindleなら871円だが、紙の本は2000円以上。
読むべきだと思うが、どっちを選択すべきか悩んでいる。