RICOH WG-80

 

年明けから「一日一枚」を意識して、外に出ている。

今のところはソニーα6500を使っている。

APS-C機の中ではかなり小さい部類のカメラだが、それでも重量はレンズ込みで600グラム。

それなりにずっしりと重い。

小型のズームレンズを装着しているが、起動していないときでも前後が7センチ以上ある。

(電源を入れるとさらに2センチ伸びる)

単焦点レンズならもっと薄いものがあるし、

単焦点のコンデジNikon COOLPIX A(約300グラム)も使うと面白いのだが、

ズーム機能があって助かることも多い(表現の幅が広がる)。

「軽い」「小さい」「ズームレンズ」のカメラを探していたが、なかなか思い通りのものに出会わない。

ソニーのRX100M3など、2014年発売の機種ながらいまだに8万円近い値段だし、

起動したらレンズが結構飛び出すので、コンパクトさに欠ける。

他メーカーのカメラも似たり寄ったりだが、

そもそもコンデジが少ないので、選択の余地がほとんどない。

そう思っていたら、意外なところで面白いカメラを見つけた。

防水、耐衝撃、防塵、耐寒・・・RICOHのWG-80。

時計でいうとGショックみたいなカメラだ。

ポケットに入る大きさで、重量も200グラムに満たない。

それなのに5倍の光学ズームがついている。

値段もそこそこ財布に優しい。

楽天ポイントを使って、さらに安く購入した。

説明書を読みながらいろいろ試してみる。

特殊な用途向けに作られているのでパーフェクトな機能ではない。

RAW撮影ができない、絞りやシャッタースピードはカメラ任せ。

イメージセンサーサイズは、スマホの方が大きい。

なるほど、コンデジが売れなくなるわけだと思った。

だがスマホではなくカメラを持ち歩くと、物を見るときの意識が違う。

たぶんに精神的なメリットしかないのかもしれないが、

カメラならではの写真を、このコンデジでも撮ってみたい。

というわけで、近々これを持って街に出てみる。

(今日じゃないんかい・・・)

レビューはぼちぼちに・・・。

 

 

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。