今日は父の死後の対応で、戸籍謄本の取得のために広島市へと赴く。
戸籍抄本は何度も見たことがあるが、謄本を見るのは今回が初めてだ。
曽祖父の代からの謄本なので、
これまでざっくりと「尾道」としか知らなかった祖母の出生地も分かった。
いつか訪ねてみたい。
家がもともとあったという、上徳良の番地も載っている。
家族以外の親族についても除籍年月日や理由が記載されているので、
家系図、相関図を作るのに役立ちそうだ(作らないけど)。
除籍理由の一つ一つを読んでいくと、淡々と記述されているのだけれど、
何となくその人の人生にふれているような感覚になる。
もし戸籍という制度がなければ、自分のルーツがどこにあるかを知る術がなかった。
そして今日、不可解な事実を知った。
母も知らないと言う。
おそらく知っているのは本人と、私の祖父母くらいではないだろうか。
(つまりこのことを知る者は、もうこの世に一人もいないかもしれない)
だが気になるので、このままにもしておけない。
宿題が増えた気分だ。