市議選候補者の個人演説会に行ったら、応援演説が素晴らしかった。
以下はその一部を要約したもの。
新しい高規格道路ができて、アクセスが良くなった。渋滞が解消した。
しかし、新道路と並行して走る旧道とその周辺は整備が滞っている。
生活道路は狭いままで登下校には危険がつきまとう。
住宅団地では耐用年限を過ぎたコミュニティープラントを修繕する事業主体が消滅している。
地域の困りごとを解決するのは行政の仕事だが、市職員のアクションを待っていては何も進まない。
そこで力を発揮するのが地方議員だと思う。
地域の暮らしを守ることは、利益誘導とは違う。
だれもが安心して暮らせるまちづくりは、役所が作ってくれるものではなく
住民の意思を議員がまとめて要望することで実現する。
どぶ板議員は駄目だというが、どぶ板ひとつ直せない議員には、それ以上に大きなこともできない。
という内容だった。
SNSが普及したおかげで、議員の活動が一般の市民にも見えるようになった。
だが、投稿で目にするものは、著名人と面会したとか、先進的な事例やスポットを視察したとか
写真映えする場所で「やってます」感を出すものが多い。
そういった目先のパフォーマンスに惑わされず、一票を投じたい。