亀山神社の福まき

 

昨夜は郷里の秋季大祭宵宮「神殿入(こうどなり)」が行われた。

例年であれば、提灯行列が各地を出発する前は、昼間から宴が催されるのだが

コロナが終息していない今、飲み食いは自粛。

各家の提灯を吊り下げて神社に奉灯した。

屋外の行事なのでマスクは不要かと思っていたが、意外にも集まった近所の人たちは皆マスク着用。

それでも行列が出発すると、3年前と同じ「イヤホーライ(弥宝来)」の掛け声が聞こえてきた。

イヤホーライ、イヤホーライ

久しぶりに耳にする、心地よい響き。

竹竿を持つ人が足りないかと懸念していたが、

この日のために帰ってきている子連れのファミリーも多くいた。

子供たちがいるだけで、活気が出る。

 

神社に上がると、境内に人がたくさんいる。

神楽も上演している。

いつもの神殿入の夜と同じだ。

昼間は「ない」と聞いていた福撒きも行われた。

餅や菓子が宙を舞い、群衆が手を伸ばす。

マスクをしている以外は、3年前と同じ光景が広がっていた。

私たちは今、少しずつ日常を取り戻している。

 

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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