駆ける 少年騎馬遊撃隊

 

普段から読書量が多い方ではない。

特に小説は、自分で書くものの巷の作品を読むことはほとんどない。

中でも歴史小説は縁遠いジャンルだった。

 

稲田幸久さんの小説『駆ける 少年騎馬遊撃隊』『駆ける2 少年騎馬遊撃隊』を読んだ、

読み始めから戦国時代の残酷な描写に引き込まれ、作品の世界が頭の中でどんどん膨らんでいった。

歴史小説だが、文体や用語が平易で読みやすい。

私のような者にも、歴史小説の扉を開くことができる作品だと思う。

物語は実にドラマチックな上に、登場人物の性格、心理描写が緻密で、思わず感情移入してしまう。

平易な文体だからこそ伝得られることもあるのだと思う。

300ページを超える単行本2冊というボリュームだが、あっという間に読んでしまった。

文書はちょっとした工夫で随分伝えやすくなるものなのだと、感心した。

 

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

One thought on “『駆ける 少年騎馬遊撃隊』読了”

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