水たまりは、小鳥には湖に見えるかもしれない

 

写真の先生が、集大成ともいうべき写真展を開催する。

その写真展と同じ題名の写真集を編集する機会をもらった。

思えば、写真展の企画を決めるときも、私の案を採用してもらったのだった。

表現者たる人の作品集を編集させてもらえるのは、

うれしい反面、プレッシャーも大きい。

理解が足りなくて、作者の世界を伝えきれないということは、絶対に避けたい。

広いギャラリーと30センチ四方の冊子では、写真を見る人の感覚も大きく異なる。

展示では脇役だった写真が、冊子では主役を務めることもあると思っている。

大胆さと繊細さを両立させ、見る人の心に何かが残るような写真集を目指した。

私の案は、概ね受け入れてもらった。

表紙も決まった。

同時進行の写真展の広報物や配布物は校了して、全て印刷所に回った。

作品は全て先生の物だが、なんだか自分の物のような愛着が湧く。

これが編集の魅力なのだと思う。

 

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

ぶるぼん企画室は広島県東広島市を拠点に活動する編集プロダクションです。

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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