通っている文章講座では、作品提出の機会が半年に1回ある。
創作または随筆を、原稿用紙3枚分に収めて提出する。
受講し始めて6年。今回の提出作品は11作目だ。
私は、随筆を出すことが多い。
創作は1編だけで、残りの10編は全て随筆だ。
なぜ随筆を書くのか。
一番の理由は心を磨くことができるからだ。
過去であれ現在であれ、自分の体験を元に書き、心情を吐露する。
ときに、人に晒したくないようなことを書くこともある。
自分の中で整理がついて、読み手が不快にならないように表現できるときだ。
これまでの半生の中でさまざまな出来事を経験している。
当時の心模様を思い出しながら、それらを自分の中で消化していく。
その頃は受け入れられなかったこと、認めたくなかったこと、言えなかったこと。
失敗もあれば汚点と思えることもある。
今なら冷静に振り返ることができる。今の自分は、どう表現するだろうか。
乗り越えなければならないことがある人には、随筆を書いてみることをお勧めしたい。
随筆を書くと、心が整理される。
書き終えた後の自分は、きっと成長している。
広島のライター&カメラマン
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