遠慮がちな私の心のように

 

通っている文章講座では、作品提出の機会が半年に1回ある。

創作または随筆を、原稿用紙3枚分に収めて提出する。

受講し始めて6年。今回の提出作品は11作目だ。

私は、随筆を出すことが多い。

創作は1編だけで、残りの10編は全て随筆だ。

なぜ随筆を書くのか。

一番の理由は心を磨くことができるからだ。

 

過去であれ現在であれ、自分の体験を元に書き、心情を吐露する。

ときに、人に晒したくないようなことを書くこともある。

自分の中で整理がついて、読み手が不快にならないように表現できるときだ。

これまでの半生の中でさまざまな出来事を経験している。

当時の心模様を思い出しながら、それらを自分の中で消化していく。

その頃は受け入れられなかったこと、認めたくなかったこと、言えなかったこと。

失敗もあれば汚点と思えることもある。

今なら冷静に振り返ることができる。今の自分は、どう表現するだろうか。

 

乗り越えなければならないことがある人には、随筆を書いてみることをお勧めしたい。

随筆を書くと、心が整理される。

書き終えた後の自分は、きっと成長している。

 

 

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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