電気がないと暮らせない。

去年の夏に、電力契約を中国電力からみんな電力に代えた。

割高になるのは分かっていたが、あるソーシャルグッドな方に

「お前みたいなのがウォッシュって言われるんだよ」

とこき下ろされ、売られた喧嘩を買うような気持ちで契約した。

持続可能社会のコストはどれくらいなのかを試してみたいという気持ちがあった。

巷の意識高い系の人たちのような崇高な理由ではない。
(個人的には原発容認だし、SDGsは文明国の偽善に過ぎないと思っている)

秋口の電気料金は、前年より1〜2割ほど高い印象だった。

その後、料金はほとんど見ていなかった。

今日、みんな電力から料金お知らせのメールが届いていたので開いてみると・・・

過去最高に高かった。

もちろん使っている電力量も、厳冬のせいで去年の1.3倍くらいある。

そして、料金は1.8倍だ。

驚いたのは、先月とほとんど変わらない(1KWh多いだけ)電力量だったのに、料金は2000円近く上がっていたこと。

明細を見ると「電源コスト調整費」が前月の5.62から9.2に急上昇していた。

来月は10.89円になる。

電源コスト調整費は、再エネ電源、卸取引市場、常時バックアップの荷重平均から算出するようだ。

推移を見ると8月〜11月はマイナスだったが、12月から急上昇している。

過去3年半のデータを見ると、こんなに高い月は他にない。

原油やLNGの高騰、ロシアのウクライナ侵攻が関係しているのだと思う。

夏にかけてどうなっていくのか。あまり上がってほしくないが、今後の動きに注目している。

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。