今日の新聞に、共同通信の世論調査の結果が載っていた。
新聞1面の見出しは「選択的夫婦別姓 賛成59%」
世論調査の質問云々は置いといて、前回よりも賛成が減ったようだ。
賛否の比率よりも、支持政党別の回答が興味深かった。
自民党支持者のうち、選択的夫婦別姓に反対する人は36.2%
国民民主党は50.5%
国民民主党は、選択的夫婦別姓の導入に前向きな政党にもかかわらず、
反対者の比率が自民党よりも高くなった。
おそらく、長年自民党を支持してきたコアな保守層が、自民党に見切りをつけ始めたのだと思う。
岸田政権時に、党内手続きを無視してLGBT法を推進したこと。
選挙で惨敗したのに石破総理が辞任しないこと。
さらに石破総理が選択的夫婦別姓に前向きであること。
一部の保守系議員の言動が、支持者のガス抜きのようなパフォーマンスに見られている。
もろもろの要因が重なって、自民党は信頼を失っている。
特に安倍政権時代には支持者が多かった10代、20代の自民離れが顕著だ。
29歳以下の自民党支持、最低の3.4%
ここにきて、30代以上にもその波が押し寄せているのではなかろうか。
このまま石破総理を頭に7月の参院選を戦えば、惨敗は間違いないだろうが
いまさら総裁を代えたところで、一度離れた支持者は簡単には戻らないだろう。
私もこんな自民党はいらないと思う。
かといって、国家運営を託せる政党があるのかといえば・・・ねえ・・・。