Kindle Paperwhiteが届いてまだ5日目だが、私の読書生活が劇的に変わった。
そもそもこれまでは、読書生活と言えるほど本を読んでいなかった。
何かをしながら読むことはできないので、わざわざ「読むための時間」を作らなければならない。
ところが日常生活の中では関心ごとが多くて、読書まで気持ちが回らなかった。
Kindleサービスを利用していたけど、スマホでは画面が小さすぎる、タブレットは重すぎる。
就寝前に寝転んで読めるのはいいが、すぐに寝てしまうのでページが進まない。
1日の中で一番落ち着いて読めるのは入浴中だろうと思って、防水タイプのリーダーを買った。
これが大正解だった。
購入後は毎日読んでいる。
使い始めて分かったことは、複数の本を並行して読むとき、非常に便利だということ。
本を読んでいて気になる言葉や書籍の引用があると、すぐに検索して関連書籍を購入できる。
そのまま読んでもいいし、あとで読んでもいい。
読みかけの本はいつでも中断したページから再開できる。
しおりがいらないし、読んでいる途中で開いた本を伏せておくような無粋な真似もしなくてよくなった。
濡れた手で扱っても問題ない。
風呂に沈めても大丈夫なようだが、わざわざ水に漬ける理由がない。
そして、本体は207グラムと軽い。
単行本の半分くらいの重さだ。
デメリットをいっさい感じない。
もともと紙の本に執着する気持ちなど持っていなかったので、もう紙には戻れない。
コミックは紙よりも電子の方が売れているが、書籍はまだ紙の本が主流だ。
しかし、私のように「使ってみれば明らかに電子の方がいい」と思う人は少なくないだろう。
使ったことがないだけだ。
スマホの他に、本を読むだけの専用デバイスを持つことに抵抗があるのかもしれない。
スマホのように「ないと困る」物ではないが、私の場合はこれがあるから読書時間ができた。
良い買い物だった。
本が好きな人なら、買って損はない。
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