写真も経験を重ねて上手くなる

 

何年も前から耳障りだった言葉に「経験値」がある。

もちろんRPGで使う経験値のことではなく、「経験」の意味で使われる「経験値」だ。

私は10代の頃、ゲームをしていて初めて経験値という言葉を知った。

レベルアップするための指標となる数値で、戦闘に勝利すれば獲得できるものだ。

経験値という言葉は、ゲーム以外では使われていなかった。

だがいつしか、テレビのスポーツ実況を中心に、経験値が頻発するようになった。

テレビの中で言っているのは「経験」で置き換えられるというか

経験という意味で使っている。

経験値を重ねて・・・

いやそれは「経験を重ねて」だろう。

聞いていてとても気になるのだが、

見方を変えると、ゲーム用語が誤用されるほどに一般化していることの証でもある。

電車になることはそうそうないが、たまに乗れば、乗客の8割くらいがスマホを凝視している。

そのうち半数近くはゲームをプレーしているのだろう(指が始終動いている)。

しかし、最近のゲームにも経験値という概念があるのだろうか。

30年近くゲームをしていないので、最近のことはまるで分からないけど。

 

 

ぶるぼん企画室は広島県東広島市を拠点に活動する編集プロダクションです。

ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *