活字文化が云々などと語るつもりはないし、紙の本についての思い入れも特にない。
ただ読むだけなら、Kindleでじゅうぶんだし便利だ。
いまのところスマホで読んでいるので、そろそろ専用リーダーを買いたい。
というわけで、書籍の新刊を紙の本で買うことは、ほとんどなくなった。
だが最近気づいたのだ。
写真集はKindleで見るわけにいかない。
技術的に見ることはできるが、作者の意図したサイズや色調があるのだから、
これは印刷された本しか選べない。
現代はフォトグラファーの多くがネット上で作品を発表しているが
お金を払ってもらおうと思えば印刷物にするしかない。
写真集自体の売れ行きがどうなのかは知らないのだが、
書籍のようにはいかない(少なくとも購入する側は)と思った。
実際私もKindleで小説を売っているが、
もし写真集を作るなら印刷本か、Kindleペーパーバックなので
写真集を買ってくれる人は紙に刷ったものを手にすることになる。
出すのがいつになるかは分からないが・・・