アオキの赤い実

 

今日は実家で勤労奉仕。

竹藪に溜まっていた枯れ草や伐採した竹を焼いた。

2カ月ぶりくらいに竹藪に行くと、周囲はイノシシに荒らされて地面がボコボコだった。

枯れ草を山にしていた場所も掘り返されて草が散乱している。

食べ物が少ない冬場に、ミミズでもいやしないかと地面を掘ったのだろう。

竹もあちこちで立ち枯れていた。

一本一本を根本から切って、藪から出してまた切って、

何十本か数えきれないくらい焼いた。

おかげで薮はすっきり。

筍採りは楽になると思う。

イノシシにも簡単に見つかってしまいそうだけど。

 

家から歩いて2分ほどの場所だけど、火の番をしなければいけないので

母が弁当を作って持ってきてくれた。

母の弁当は、どうしてこんなにおいしいのだろう。

おむすびとクロワッサンという謎の組み合わせも気にしない。

野焼きの火で体を暖めながら、ゆっくりといただいた。

火もあらかた鎮まって、片づけているとき。

「あの赤い実を付けた木はアオキかいね?」と母が言う。

私に分かるわけがない。

だがGoogleが教えてくれる。

写真を撮って検索すると、アオキで間違いないようだ。

画像検索のやり方を、母にも教えてあげた。

母は草花が大好きなので、これからはきっと活用するだろう。

 

夕飯を食べて、実家を出た。

帰宅後、母から電話。

実家の周りは雪で一面真っ白になったという。

今夜も暖かくして寝よう。

 

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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