日曜日にプライムビデオで『翔んで埼玉』を観たときには全く知らなかったのだが
続編の映画が11月23日に公開されていた。
それを知ったのは昨日の午後。
知人が図書館に本の返却に行くというので、自分も館内を歩いていると見つけた。
GACKTと二階堂ふみのインタビューを読んでみると、
ふたりとも続編の話を聞いたときは「もういいだろう」と思っていた様子。
しかしストーリーがあまりにも面白かったので出演を決意したという。
第1弾の面白さの鮮度が高いうちに観たいと思い、広島の上映館を調べてみると
今日、12月1日は「映画の日」ではないか。
幸いにも朝イチと夕方以外は時間の縛りがない。
さっそく地元のシネコンに行ってきた。
映画の日なのに、思ったほどの人がいない。
平日の日中とはいえ、もう少し賑わっていてもいいだろうに。
一番大きいシアターに、たぶん30人ぐらいしかいなかった。
作品は最高。
滋賀、奈良、和歌山 VS 大阪、京都、神戸の戦いという設定も
みんな大阪人になってゆくという仕掛けも面白い。
前作で埼玉のコンプレックスを見事に作品に昇華させていたが、
今回も滋賀、奈良、和歌山のコンプレックスを巧妙に取り込んでいる。
これ、滋賀県の人が観たら大笑いしながらも感動するだろうと思う。
郷土愛がなければここまでこき下ろせない。
声を出して笑いながら、ときに感動も覚えながら、作品を堪能した。
1週間前にはまったく興味がなかった『翔んで埼玉』。
note記事、プライムビデオ、ダ・ヴィンチ
と運命的な流れに乗って、映画の日の今日、鑑賞できた。
よくある地域おこし的な観光プロモーション映画とは違って
エンターテインメント作品、コメディ作品としての完成度がものすごく高い作品だった。