先週発表された北日本文学賞の一次選考結果に、作品名と私の名前が載っていた。
320編の中の1編なので、まだ先は長い。
一次選考をクリアしたのは2020年以来だ。
この後、二次、三次、四次と続く。
どこまで残ってくれるかは分からないが、
前回に続いて今回も「自分が書いておかねばならない」と思ったものが残った。
今年の作品は、前回よりも重いテーマで
人によっては読んだ後で不快に思うだろう。
この作品を発表したら、批判を受けるかもしれないという心配もあったが
いつか誰かが書かなければいけないテーマだと思っていた。
原稿用紙30枚の中で表現できることはそう多くない。
その限界に挑んだ作品だ。
ここから先の選考結果はどうなるか。
早く知りたいが、知るのも怖い。