明歴々露堂々
今日の床の間に掛かっていた軸の言葉である。
「めいれきれきろどうどう」と読むのだと教えてもらった。
意味を調べると
目の前にある現実を受け止めなさい、ということのようだ。
今日は茶道教室の茶会だった。
春から東京で学生生活を送っているお弟子さんが、帰省して先生の元にやってきた。
私も、稽古ではなく茶会の客として呼ばれた(だが後で一服点てることになった)。
今日は立礼(りゅうれい)。
畳の上に正座するのではなく、椅子にかけて行うお点前だった。
初めての経験だったが、なんとなくカジュアルな雰囲気で、
気持ちまでカジュアルになった。
本来の稽古や茶会では絶対にしない、スマホ撮影も許されるような空気感。
(自分的に許されると思っているだけで、実際はNGだと思う)
純粋にお茶とお菓子、そして会話を楽しむことができた。
作法はけっこう雑になってしまったが、たまにはこういう緊張感がないのもいい。
今週はいろいろあって気疲れしそうだったが、今日はリフレッシュできた。
明日もやることがたくさんあるけど、全て受け入れて全力で取り組もう。
明歴々露堂々
本日の茶花
紫式部、日日草