河井克行の選挙違反事件で、お金を受け取った県議や市議が次々と地裁で有罪判決を受けている。
「買収の趣旨はない」「例年受け取っている」
被告人は判決を不服として控訴すると述べているが、有権者としては
趣旨はどうあれお金をもらった時点でアウトだろう、と思う。
私たち一般人が、懇意にしている市議や県議にお金を渡したらどうなるだろう。
お金どころか、一杯奢ることさえも固辞されるのに
相手が国会議員ならお金をもらってもいいというのは理解できない。
断れない空気、圧力があったということには同情する。
だが、断れない相手だから受け取りましたでは困る。
この人たちは、怖い相手の言うことは聞くのかと思ってしまう。
「買収とは思わなかった」
それは事実かもしれないけれど、
お金を受け取ったことも事実。
趣旨や意図を問う以前に、金品を受け取っていることを反省しない限り
彼らに復帰のチャンスは来ないと思う。