撮影する写真のほとんどがデジタルなので、確認や選別はPC画面上で行う。
選んだ写真を誰かに見せるとき、どうするのか。
手っ取り早いのはインスタグラムに投稿することで、カメラユーザーの多くがそうしているだろう。
物理的にプリント写真を見ることが困難な、遠方のフォトグラファーの写真を見ることができて
コメント欄で交流もできる。
とても便利だ。
だけど、スマートフォンの画面内と実際のプリント写真では、受ける印象が異なる。
光(RGB)と色(CMYK)の違いもあるが、画面サイズの違いが大きい。
スマホの画面では写真サイズがL判以下の大きさになる。
この大きさで見るとバランスが良い写真でも、A4、A3、全紙サイズになって耐えられるものかどうかはわからない。
画面でチェックして良いと思った写真でも、印刷してみるとがっかりすることがある。
逆にスマホ内では見栄えしない写真でも、大きくプリントすることで印象が変わることもあるだろう。
プリント写真は印刷の技量も求められるが、写真を「作品」に仕上げるために大切な作業だ。
日頃からプリントして楽しむ習慣を持っておきたい。
インク代はかさむけど。