大台ヶ原から見た日の出

 

今日の取材先で、広島で経済を学んでいるバングラデシュの青年に出会った。

東広島市在住だったので、取材後に彼を自宅近辺まで送ることになった。

青年は日本語があまり得意ではないという。

私たちはベンガル語は喋れないし、英語だって危うい。

知っている単語をつなぎ合わせてどうにか会話を成立させた。

ビリヤニの話で盛り上がる。

彼の得意料理だそうだ。

私たちもビリヤニは大好きだ。

少し打ち解けたので、子供の頃から気にないることを尋ねてみた。

「バングラデシュと日本の国旗はよく似ているけど、その色にはどんな意味があるんですか?」

彼は今日、バングラデシュ国旗をデザインしTシャツを着ていた。

曰く(以下、私にはこう聞こえた)

「バングラデシュは、1971年にパキスタンから独立した国です。

 国旗の緑は豊かな自然を表し、。

 赤は独立のために流した血の色です」

帰宅してググってみると、だいたい合っていた。

本当はもう少し詳しく話してくれていたのだと思うが、これが私の英語力の限界。

だが、国旗の意味を単純明快に説明できることがうらやましくもあった。

私は日の丸を「昇る太陽」以外に説明できるだろうか。

他に言葉が浮かばなかった。

 

旗製造の「更五」ホームページによると

赤は日の出の太陽の他に、博愛と活力の象徴

白は神聖と純潔を意味している

そして紅白は、日本の伝統色であり、めでたいものであると。

 

いつか外国人に聞かれたら、ちゃんと答えよう。

英語で何と言えばいいかも覚えておこう。

 

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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