船着場のカウンターでくつろぐ猫

 

5月3日、国際ジャーナリスト組織の「国境なき記者団」が、報道自由度ランキングを発表した。

日本は68位で、去年より3つ上がったとのこと。

リンク先は中国新聞だが、別ソース(朝日新聞)によると

日本の報道自由度68位は、G7の中で最下位。

日本のジャーナリズムに対しては

政治的圧力やジェンダー不平等などにより、「ジャーナリストは政府に説明責任を負わせるという役割を十分に発揮できていない」と批判した。

とある。

いち読者、視聴者、いち国民として、この順位はとても残念で恥ずかしいと感じるし、

「日本はそんなに自由度が低いのか?」という疑問もあった。

滅多に投稿しないフェイスブックだが、メディア関係の人ともつながっているので

中国新聞記事をシェする形て以下の投稿をした。

マスコミの方にお尋ねしたい。
日本は「報道の自由がない」あるいは「自由度が低い」とお感じになっていらっしゃるのだろうか。
政治的圧力は存在するのだろうか。
圧力が存在するとしても、それと戦うのがジャーナリズムだと思うが……。
自由度が低いと判定されてしまうのは、圧力に屈しているからだろうか。

 

予想通り、いまのところ誰も答えてくれない。

個人的に感じるのは、日本のマスコミは自由度は高いが、タブーが多いということ。

最近の話題でいえばジャニー喜多川の件、

BBCがドキュメンタリー番組でジャニーズ事務所の性的虐待に触れたのが3月18日から20日。

海外メディア報道の引用は日本のマスコミの好物のはずだが、この件に関してはNHKさえもスルーしていた。

日本のマスコミは沈黙し続け、カウアン・オカモト氏が外国特派員協会で記者会見したときに、やっと報じた。

4月12日のことだ。

その後の新聞記事はジャニーズ事務所内部調査結果と、テレビ局の今後の対応についてのみ。

このまま放置する気満々に思えるけど、もしこの事件の被害者が女の子だったとしても

マスコミはここまで黙り込んでしまうのだろうか。

そう考えると恐ろしい。

 

他にも昔から「菊のタブー」「鶴のタブー」などと言われている。

「ギャンブル依存症を増やすな」と、カジノ(IR)に反対の論陣を張るのに、

街中にあって誰でもすぐに入ることができるパチンコを批判できない。

これも「タブー」だろう。

そう考えると、報道自由度は低い。

だが理由は政治的圧力やジェンダーではなくて、マスコミが勝手に作ったタブーのせいだと思う。

そして、このようなランクづけをされても反論せず、かといって変えていこうともしないマスコミの人たちは

自分たちの報道姿勢に誇りを持っているのだろうか?

 

 

ぶるぼん企画室は広島県東広島市を拠点に活動する編集プロダクションです。

ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です