昨日の新聞に、今回の統一地方選挙を予算100万円以内に設定して戦った人の記事があった。
選挙戦の回顧とともに、アナログ一辺倒な現在の選挙制度についての不満の声も紹介されていた。
記事後半では、候補者のSNS発信が拡散されないとあった。
当たり前だ。
見ず知らずの人の政治的主張をシェアする人などいない。
SNSは趣味や人脈を同じくする人たちの集まりであって、
まれに「バズる」ということもあるが
選挙期間にどれだけいいことを発信しても、お友達しか反応しないのが普通だと思う。
ネットを使って選挙を戦う候補者は多いが、
勝つ候補者はネットと同時にリアルな選挙活動も行っている人が多い印象だ。
対面、対話が重要だし、もっと前にある人脈作りが大きく物を言うのが選挙だろう。
現実に支援やサポートをしてくれる人こそが票になる。
そこをないがしろにして、ネットの発信だけに力を入れても勝てない。
本当に勝ちたい人は、勝つための準備をしている。
もうすぐ統一地方選の第2幕が始まる。