数年前までは、雑誌の取材では必ず電話番号を聞いて掲載していた。
しかし今は、載せないことが多い。
店舗情報として「電話番号なし」という店が増えている。
「予約はインスタグラムから」という店も多い。
予約以外の情報(休業や商品情報など)もSNS発信で片付け、
SNSではなく、WEBの予約システムを使っているところもある。
電話予約という言葉は、次第に過去のものになりつつある。
スマホのメッセージアプリ登場によって、会話によるコミュニケーションは激減した。
電話で意思疎通を図るより、テキストでログを残しながらやりとりする時代。
タイムラインを遡れば証拠が見つかるので、「忘れた」と言いにくくなった。
管理をしやすいのだろうけど……。
それはいいとして、電話番号のない店で困るのがアポ取り。
最近はもっぱらインスタのメッセージで交渉している。
(画像を送れるのでイメージを共有しやすいというメリットはある)
そのうちこれが当たり前になってくるんだろうか(もう半分当たり前っぽい)。
携帯電話さえも、会話の道具ではなく情報取得の道具になっている。
実際、通話の時間がどんどん減っている。
5年先には通機能がないスマホが登場するかもしれない。
って……それってタブレットですよね?