流川通りの浅い所

 

知人の映画監督のお誘いで、流川の店で会食した。

 

監督は、拙著「返納」を読んでくれたようで、その感想を聞かせてくれた。

何というか、自分の作品を読んでくれる人がいることは、こんなにもうれしいものなのか。

これまで、作品の感想はおろか、「読んだ」という人に会ったことがなかった。

思わず「返納」の背景にあった出来事や他作品のこと、執筆に至るまでの苦悩など

喋りすぎるくらい喋ってしまった。

 

監督が私に、同じ「創り手」として話をしてくれたことにも喜びを感じた。

そして彼は、何度も「もっと読みたい」と。

 

監督に背中を押され、帰宅してすぐ、Kindleに一作アップロードした。

審査が終われば公開される。

やはり作品は世に出してこそ生きるもの。

書いても発表しなければ、書いていないのと同じことだ。

有意義な時間だった。

 

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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