一分づきの米を食べるようになって2年くらい経つ。
最初は健康のためと思っていたが、一分づきを食べているからといって
健康診断の数値が変わるわけでもなく、体重が減るわけでもない。
見えないところで作用しているのかもしれないが、健康にプラスになっている自覚はない。
ではなぜ食べているのか。
味に慣れたせいか、おいしいのだ。
標準精米の米よりも、香ばしくて味が濃い。
味噌汁や漬物との相性が良いように思う。
実家で普通の白いご飯を食べれば、それはそれでおいしいのだが
一分または玄米の味に慣れてしまうと、そっちのほうがいい。
先日、実家から持って帰った米をしばらく放置していると、部屋の中を虫が飛び交うようになった。
米袋を開けると、小さな蛾がたくさん出てきた。
「もう食べない方がいいのか」とも思ったが、もったいない。
空いている衣装ケースをベランダに置き、袋から米を全部出した。
思ったほどの被害はない。
精米する前の玄米だったので、これなら大丈夫だ。
「精米機 近所」で検索すると、マップ上にいくつも精米機の設置場所が表示される。
だが最寄りの精米機は三分づきからのため、一分ができる機械を求めて東広島市内を走る。
広島大学近くに見つけた。3機もある。
精米している間に、日が暮れてゆく。
昨日も今日もきれいな夕空だ。
家の近くは山と家と電線と電柱のコラボで、すっきりした景色は見られないが
大学周辺は遮るものが少ない。
空のグラデーションが美しい。
愛車を脇役に、スマホで一枚撮った。
広島のライター&カメラマン
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