今日は竹原市忠海へ。
しばらく見ない間に、大久野島へ渡る船が出る忠海港に立派な建物ができていた。
大久野島の観光資源、ウサギをテーマにしたショップだ。
広島駅の中にあってもいいくらい垢抜けた作りで驚いたが、
地元の菓子店が作るガレットを売っていたのが特に良いと思った。
観光客が使うお金が、どれだけ地域で循環するか。
一事業者だけの利益ではなく、全体が潤うようなビジネスになればいいと思った。
忠海では、廃校跡の活用にも力を入れていた。
事業主体は東京の地域づくり会社だが、地元の人たちが事業パートナーとして関わっている。
廃校の再生事業そのものをワークショップ化して、首都圏の学生たちを呼び込んでいた。
学生たちは経験を得て、地域の人たちは関係人口を増やすことができる。
その中から、ずっと忠海に関わり続ける人が出てくるかもしれない。
どれだけの人が訪れ、また再訪してくれるか。
地道な種蒔きが、いつか実を結ぶことを祈る。
広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
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