忠海港

 

今日は竹原市忠海へ。

しばらく見ない間に、大久野島へ渡る船が出る忠海港に立派な建物ができていた。

大久野島の観光資源、ウサギをテーマにしたショップだ。

広島駅の中にあってもいいくらい垢抜けた作りで驚いたが、

地元の菓子店が作るガレットを売っていたのが特に良いと思った。

観光客が使うお金が、どれだけ地域で循環するか。

一事業者だけの利益ではなく、全体が潤うようなビジネスになればいいと思った。

 

忠海では、廃校跡の活用にも力を入れていた。

事業主体は東京の地域づくり会社だが、地元の人たちが事業パートナーとして関わっている。

廃校の再生事業そのものをワークショップ化して、首都圏の学生たちを呼び込んでいた。

学生たちは経験を得て、地域の人たちは関係人口を増やすことができる。

その中から、ずっと忠海に関わり続ける人が出てくるかもしれない。

どれだけの人が訪れ、また再訪してくれるか。

地道な種蒔きが、いつか実を結ぶことを祈る。

 

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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