仕事での移動は99.7％が自動車（残りの０.3％は新幹線や飛行機移動）の私にとって、
ガソリン代の高騰は頭が痛い問題だ。
いまだにリッターあたり150円〜160円台での高止まりが続いている。
今後の情勢によっては、さらに値上がりする可能性もある。
仮にガソリン価格が250円になったとしても、今以上に移動経費の負担が増えないよう、ハイブリッド車に乗り換えた。
ダイハツのロッキーハイブリッド。
兄弟車にトヨタ ライズがあり、街で見かけるのはライズの方が圧倒的に多い。
（私はロッキーの方が断然かっこいいと思うのだが）
メーカー発表の燃費は、28.0km/リッター（WLTCモード）、高速道路では26.1km/リッター。
ふだん私が、5〜30km程度の走行を繰り返しているときの平均燃費は27km/l前後だ。
今日の行程は津和野まで、高速＆一般道で往復340km。
高速道路を長距離走ることはあまりないので、まじめにエコ運転で燃費を計測してみた。
事務所がある東広島市八本松は標高248m、目的地の津和野町日原は158m。
中国自動車道の最高地点（721ｍ）を超えて、駆け下りる。
広島市内の山陽自動車道では30km/lを超えていた平均燃費は、上り坂で徐々に数字が落ちてゆく。
標高721ｍ地点では25km/lだった。
その後、緩やかな下り坂になり、六日市インターを出るときには29km/lくらい。
さらに40分ほど高津川に沿って走ると、目的地の日原に着いた。
片道走破時の燃費は31.9km/l。
走行距離の7割が高速だったにも関わらず、期待を上回る燃費だ。
帰路は津和野駅方面を経由して、山越えの後に柿木村、六日市インターへと走る。
広島県に入ったあたりからエコ運転を忘れて少々スピードアップ。
八本松に帰り着いての平均燃費は29.9km/lだった。
混雑した市街地の走行や、短距離の移動ばかりだと期待ほどは走らないが、
田舎の平坦路では驚くほどの数字を叩き出す。
それでも急いでいるときに急加速を繰り返していると、たちまち燃費は悪化する。
低燃費走行に一番必要なのは、心の余裕だと思う。
広島のライター＆カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
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