紙の見本帖

 

印刷会社の営業社員の多くは、紙を触っただけで厚さ(連量)がわかる。

連量とは、その紙を全紙で1000枚にしたときの重量。

薄いものなら42.5kg、48kg、50kg(もちろんこの限りではないが)

厚いものは180kg、200kg、220kg、もっと上もある。

元印刷会社の私も、だいたい分かる。

現場を離れて長いので、誤差は出ると思うが、概ね見当はつく。

 

印刷営業をしていたのは、3年強の期間だ。

入社前は印刷の知識など一切なかった。

上司に怒られ、先輩に助言をもらい、ミスを重ねながら仕事を覚えた。

3年間で印刷の全てはわからないが、チラシやパンフレット、ポスターなど

日頃目にすることが多い印刷物の仕様や刷り方などは把握できた。

「石の上にも三年」は、我慢や辛抱していればいつか花開く、という意味だが

仕事の3年は、花が開かず転職しても、「経験者」と言っていいレベルだと思う。

同じ仕事を3年も続ければ、脳や体が覚えている。

使わなければ衰えるが、使っていれば感覚を失うことはないだろう。

 

弊社では、印刷物のデザイン・制作を行っているが、

印刷物を納品することもある。

本でもチラシでもラベルでも、おおよそ紙に刷るものであれば、最終形態は問わない。

私の印刷営業時代の知識とノウハウが生きている。

印刷業界のベテランに言わせれば「たったの3年」かも知れないが、

その3年をどのように役立てるかは、私にかかっている。

 

もっともらしいことを書きましたが、

要は、印刷物もご相談くださいというセールス投稿です。

 

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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