音田昌子「心に残ることば」

 

自営業者のための福利厚生組織、日本フルハップに加入していいる。

制度を利用することは滅多にないのだが、いつも楽しみにしているのが会報「まいんど」だ。

とはいうものの、全てのページを読むわけではない。

裏表紙のコラム「心に残ることば」を愛読しているだけだ。

 

筆者の音田昌子さんは、元読売新聞のフリージャーナリスト。

「心に残ることば」では、ご自身が出会った人や読んだ本から

印象的な言葉を読者に紹介している。

8月号は、宇野千代さんの“今日ただいま、いま生きている”だった。

 

私自身、最近になって命のありがたさを実感する出来事があった。

そのときに思ったのが、「今生きている自分を大切にしたい」ということ。

過去を悔やんでも仕方ない、将来に不安を感じてもどうしようもない。

それらを気にして、何もしないでいることが一番の損失になると思った。

 

自分が何歳まで生きられるかなんて、誰にも分からない。

今日元気でも、明日の朝も目が覚める保証はないのだ。

今すべきこと、したいこと、いつ死んでも悔いが残らないように、正直に生きるのがいい。

以前、「毎日が人生最後の日」という言葉を聞いた。

「今日が残りの人生最初の日」という言葉もある。

どちらも正しいと思う。

 

人生は、気持ち一つで楽しくも辛くもなる。

最後の日、最初の日を意識していれば、何が起きても大丈夫な気がする。

今夜も全力で生きよう。

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

ぶるぼん企画室は広島県東広島市を拠点に活動する編集プロダクションです。

ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *