これに野党が反発しているという。
総理大臣経験者の追悼演説は、野党第一党の党首クラスや元総理が行うのが慣例なのだそうだ。
過去の例を見ると
追悼演説は社会党または社民党の議員が行っている。
「慣例」といえば確かにそうだと思うが、この顔ぶれを見ると当然に思える。
党首(委員長)の在任期間は最短の村山氏でさえ3年。
和田博雄氏のことは知らなかったが、吉田内閣、片山内閣で大臣を務めたほどの人物だった。
片や現在の野党第一党、立憲民主党は「民主党」時代から党首が目まぐるしく変わり、離合集散を繰り返した。
民主党、民進党、立憲民主党という流れの中で、「党の顔」と言えるような存在感の議員がいるだろうか。
(もう議員ではないが、鳩山由紀夫氏は存在感があったと思う。違う意味で)
ここ10年ほどの間に、野党の存在感がなくなった。
政策で勝負せず、週刊誌レベルのスキャンダルで政権にダメージを与えようとしている印象しかない。
誰も好んで自民党を支持しているわけではないと思う。
野党があまりにも酷いために、相対的に自民党の支持が多くなっている。
だが野党をここまで役立たずにした原因はマスコミにもある。
権力の監視という錦の御旗のもとに、野党と共闘して政権を叩くまではいいが
一方で野党の失態には目を瞑っていた。
健全な対抗勢力が育つわけがない。
自民党に不満を持つ有権者の「まともな」受け皿はない。
野党がこの体たらくなので、自民党は何もしなくても選挙に勝つ。
このまま自民党の慢心が続くと、国民のための国家は永遠にできないだろう。
陰謀論は好きではないが、立憲民主党も自民党も本当はグルになっていて
日本を弱体化しようとする勢力の支配下にあるのではないかとさえ思えてくる。
筒井康隆のブラックユーモアにありそうな話だ・・・。
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