高齢者の地域サロンを取材した。
集会所には、開始前から人が集い、にぎやかな話し声が聞こえる。
ほぼ定刻通りに始まる。
若い人の集まりでは遅刻する人を待ってから始めることが多いのと対照的だ。
時間通り、時間前の行動が当たり前の世代の人たちは、見ていても気持ちがいい。
運営スタッフも同じ地域の同世代の人だ。
皆が自分のできることをしながら、地域のつながりを保っている。
お客さんではなく、全員が運営に携わっているように感じた。
印象的だったのは、男性の参加が多いこと。
男女比は半々くらいだ。
地域サロンは男性参加率が低いところがほとんどと聞くが、
男もたくさんいた方が楽しそうだ。
みんないい顔をしていた。
締めの体操は、私も参加した。
河内おとこ節をBGMに体操をし、北国の春は歌いながら体を動かす。
選曲も、この世代にぴったりだし、ラストに誰でも歌える一曲をセットするところも上手。
参加者が皆、全力で楽しんでいた。
とてもいいものを見せてもらったと思う。
さて、この体験をどこで展開しようか……。
広島のライター＆カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
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