田坂広志のメールマガジン「風の便り」より要約。
右目で見る世界と、左目で見る世界は、同じではない。
物の位置関係や形、視野・・・見え方は想像している以上に異なる。
視点がわずか数センチずれているだけで、この差だ。
ましてや自分以外の人から見える世界が、自分と同じであろうはずがない。
自分の世界と、自分以外の人の世界は、みな違うのだ。
私たちは他人の視点があることで、世界の奥行きに気づくことができる。
以上
「あいつは何度言っても分かってくれない」
無理もない。
見えている世界が自分とは違うのだから。
それに気づくと、少し気が楽になる。
「なるほど、そう見えるのか」と気づく余裕が生まれるかもしれない。
目の数だけ視点があるのだ。
意見が違って当然だ。