今日は実家の集落で、追弔法要。
「今後のために」ということで、母と二人で参列した。
住職が法話の中で「循環彷徨」という言葉を紹介してくれた。
雪原や砂漠など、見渡す限り何もない中で、
人はまっすぐに歩こうとしても、少しずつずれていく(200メートルで5メートルくらい)
直進しているつもりでも、ずれが重なって元の場所に戻ってしまう。
それが循環彷徨。
だけど遠くに山があれば、その山を目印に、目的地へ向けて進むことができる。
自分が正しいと思っていても、目印がないと間違うこともある。
そして、目印がないと間違いにも気づかない。
自分以外の誰かや何か、身の回りの現実こそが目印なのだ。
独りよがりにならないように注意しようと思った。