所属している写真クラブが来月、写真展を開催する。
私の師弟展と同じ時期なので作品制作を並して進めていた。
クラブの写真展はテーマが「夢」ということで
当初、誰にでもわかりやすい題材で作品にまとめていた。
しかし、展示まであと1カ月もあるのに、私自身が見飽きてしまった。
そこで主観的な「夢」の制作に取り掛かったのだが、これが問題。
主観的すぎると、見る人を置き去りにする可能性が高くなる。
元の作品はだれが見ても夢を連想できたが、いま制作中のものは分かってもらえないかもしれない。
そう思いながらも、夢という題材の具現化を突き詰めてみたいという欲もある。
100人に1人でも分かってくれる人がいればいいのか。
10人くらいには理解してもらいたいのか。
そこが分かれ道。
私は前者だ。
前回の写真展は、人気投票で1票だった(来場600人以上)。
それは名誉なこと(個性があると認められている)だと、勝手に思っている。